代表:杉です。
趣味と研修をかねて、知人が作業している東京都の山奥(そう、東京にも山奥があるんです!)のゆず畑にいってきました。

紅葉をバックにゆず畑
こちらも、みかんの話に似ていて、「これからの時代はゆずを育てましょう」と奨励されたので、それを信じてゆずをたくさん植えました。
お金も時間も愛情もかけて、丹精込めて世話をしたら、立派なゆずがたくさんなるようになったけど、たいして売れやしない。ゆずなんて、そう、むしゃむしゃ食べるものじゃあないですからね。
こんなんじゃ、生活は大変と若者は山を下りて町にでてしまい、ゆずは手入れが行きとどかなくなってしまう、、、、
どっかできいたことがある話ですね。

今日とれた一番きれいなゆず
我々の、みかんプロジェクトでも何か参考になることがあるかも、とおもい、先日こちらのゆずは竹の管理を任されている、山林整備ボランティア団体の「ぼんぼり山の会」さんの作業に混ぜてもらいました。

ゆず!ゆず!
30人近くの大人数での運営方法など非常に勉強になりました。
1) みんなでとったゆずは畑オーナーさんが手配した、ゆずジャム?の業者さんのトラックに積んで出荷する。1トン出荷しました。
2) ゆずはとげがすごい!釘のように硬くて鋭いとげがびっしり!これに比べりゃあ、みかんなんてチョロいです。
3) 作業の義務はなく、一生懸命作業に没頭する人がいる傍ら、たき火の周りでぼんやりしてる人、写真撮ってる人、おしゃべりしてる人、もいましたが、作業を一生懸命やってる人たちは別に不平等とは思ってない。
ボランティアは楽しいのが基本。ノルマや義務がないからたのしいんだそうだ。
遊びたい日は遊ぶし、作業したい日は作業する。
4) 丸太でできた立派なたき火スペースがありました。この丸太分けてもらってうちでもこういうの作れないものかな?
5) たき火の上の大鍋では、ご飯係のおじさまが作った豚汁がぐつぐつ。コーヒーも出ました。ご飯は持参ですが、汁物とコーヒーが出るのはいいですね。ちなみに参加費は500円でした。
6) 幅広い年齢層。0歳から70代まで幅広い年齢層。上下関係がない世代間交流は活気がある。おじさまの仕事を離れたプライベートの話はおもしろい!
たくさんのゆずをお土産でいただきました。
韓国土産で有名な、ゆず茶、をつくってみました。

柚子と氷砂糖を交互に入れて仕込みます
たのしみ!
いいですね、ゆずの香り。冬至のイメージです。
今後、里山みかんとも仲良く情報交換とかできるといいですよね。
「ゆず茶」作り方わかるの??今度、教えてください!
ゆず茶は簡単ですよー。今度お教えしましょう。 ミカンでも同じものできるかも?! 山の会の皆さん、保険のこととか教えてもらったり、とても参考になります。